4月・5月に発生する羽アリについて

羽アリを見かけたら最初に行う事

羽アリと一言で言っても色々な種類がいます。お客様が一番気になさるのはその羽アリが「シロアリ」なのかどうかという事です。

室内で羽アリを発見した際に私たち業者が最初に確認する事を記載いたします

お電話頂く際に同じ様に確認してから連絡頂けると何の羽アリなのか確認出来ます。

• 発生時期の確認
• 発生時間の確認
• 発生数の確認
• 発生場所の確認
• 羽アリの大きさ確認
• 羽アリの写真撮影

可能な限りで構いません。

室内に発生する羽アリの種類は

室内に発生する羽アリで問合せが多い種類は大まかに分けて3種類

• シロアリ
• アリ
• コバエ

写真付きで説明いたします。

●シロアリ(ヤマトシロアリ)の羽アリ

私どもの生活している静岡県東部では基本的にヤマトシロアリの羽アリが多いので、頭の後ろの部分が黄っぽい色をしているのが特徴です。アリと違って「頭部」・「胸部」・「腹部」と区切れていません、色は種類によって違います。

羽はスグに取れてしまいます、ゴールデンウィーク前後の雨が降った後午前中に発生する事が多いです。

●アリの羽アリ

アリの羽アリはアリの形に羽が生えている感じなのでよく見れば区別がつきますが、写真の様に「頭部」・「胸部」・「腹部」とハッキリ分かれているのが特徴です。色は種類によって違います。

●コバエ

羽アリではありませんが、意外と勘違いしてしまうのがコバエ小さいのでお客様には区別がつきません、シロアリ・アリと違い飛ぶことが得意なのでしっかりと飛びます。大量発生はあまりしませんが「クロバネキノコバエ」という種類は大量発生して室内に侵入してくる時があります。

シロアリにも何種類かいる

日本に生息するシロアリは22種いますが、住宅に被害をもたらす種類は少ないです。

静岡県で注意するシロアリは3種類

羽アリ発生現場動画

洗面所に発生したヤマトシロアリの羽アリを撮影いたしました。

発生してすぐに翅が取れてしまい雄雌で引っ付いているのが分かります。

動画と同じ様に翅が散らばっていて、ゴキブリの子供の様な昆虫がウロウロしていたら要注意です。

なぜ羽アリは発生するのか？

羽アリは1年中見かけると勘違いしているお客様が多いですが、同じ種類の羽アリを一年中見ている訳ではありません。簡単にいうと各種類のシロアリとアリが子孫繁栄の為分家活動として年に１度羽アリを発生させます。交尾に成功する確率が低い為大量の羽アリを発生させます。

日本には数多くのシロアリとアリが生息しています。現在解っている数で

• 22種のシロアリ
• 273種のアリ

シロアリとアリの種類を合計すると約300種類の数になります、1種類1種類が色々な時期に羽アリを発生させる訳ですから1年中羽アリが発生している様に勘違いしてしまう訳です。

羽アリをみかけたら

住宅内で羽アリを発見したら放置せずに、地元のシロアリ駆除会社へ調査を依頼してください。

会社を選ぶ基準は「しろあり防除施工士」という資格がありますので、この資格を保有している方に確認して頂いた方が安心です。

シロアリの羽アリは2～3週間程度しか発生いたしません、見かけなくなったからといってシロアリが居なくなったわけではないのでプロによる調査が必要になります。

ほとんどの会社は「調査・見積」無料だと思いますので、お気軽に依頼してください。

よろしくお願いいたします。

対応可能エリア　静岡県・神奈川県・山梨県・東京都

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