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(株)あおき消毒 代表取締役・(社)日本有害生物対策協会 理事
業界に入って32年の経験と最新知識を融合させた施工をいたします。
PCO技術者1級・しろあり防除施工士・毒劇取扱責任者・狩猟免許等、多数の資格保有。

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ネズミによる健康被害等

ネズミ

ネズミの体には、イエダニやノミ、寄生虫がたくさん生息しています。これらの害虫もネズミを媒介として家の中をうろつくようになりますので、人間の血も吸われてしまいます。虫さされのようなものがたくさん出来るようになったら、ネズミを発生源としたダニやノミの存在も考慮する必要があります。


ネズミに噛まれてしまうことにより次のような被害が想定されます。

ネズミによる病気や被害

1.鼠咬症

ネズミやラットに咬まれたことが原因で引き起こされる感染症のことです。
鼠咬症による症例は、病原体としてモニリホルム連鎖桿菌と鼠咬症スピリルムという2種類の細菌を原因として発症します。感染経路はネズミに噛まれることの他にも、ネズミの排出物や、ネズミがかじった汚染された食べ物を食べることによる経口感染なども考えられます。

主な症状は7日以内に悪寒を伴う発熱、主に膝や足の関節などに起こりやすいとされる多発関節痛などがあります。
初期症状としては、頭痛や吐き気、喉の痛み、倦怠感などの症状が現れます。また、発熱後数日までの間に、手足に発疹や痛みを伴う膿が現れることもあります。化膿性関節炎を合併した例などもあるそうで、体を動かすことが出来なくなるくらい、辛い症状を引き起こします。

2. 鼠咬症から発生する肺炎や肝炎

ネズミに噛まれると、ネズミの持つ鼠咬症スピリルムやモニリホルム連鎖桿菌が、傷口から体内に入り込むことがあります。これらを原因として、様々な症状が現れるのですが、これらの菌は肺炎や肝炎、胃潰瘍を引き起こす原因でもあるのです。鼠咬症に直接的に罹らなくても、病原体を原因として併発する症例もあります。

3.アナフィラキシーショック

ハチに刺されたときに発症することで知られているアナフィラキシーショックは、ネズミに噛まれたときにも起きるのです。アナフィラキシーショックとは、アレルギー症状に分類されており2度噛まれると発症するとも言われていますが、実際には一度噛まれただけでも発症する可能性があるのです。症状としては、全身の腫れ、呼吸困難、意識不明などの危険な状態に陥ることもあります。
アナフィラキシーショックは咬まれたら必ず起こるというものではありません。しかし、ネズミに噛まれることにより発症する危険性があるということも事実です。
このように、ネズミによる健康被害は甚大であると言えるでしょう。

・騒音被害

ネズミは夜行性であるため、人間が寝ているときに活動を活発化します。そのため、就寝時に住宅内を走り回られて胸れないといった被害に逢うケースも珍しくありません。

ネズミ自身はそこまで大きくないため、音そのものはあまり大きくないかもしれませんが、静かな空間においては、その小さな物音ですら騒音被害となってしまうのです。

・悪臭被害

ネズミの寿命は種類にもよりますが、ドブネズミなら約3年、クマネズミ3年、ハツカネズミ1.5年が平均寿命となっています。

住宅内で発生しているネズミは、人目に晒されることを好まないことから、寿命などで死んでしまったネズミは、どこで死体を放置しているのか分からないことがほとんどです。ネズミももちろん動物ですので、死体をそのまま放置していると腐敗、蛆が発生することになり、そこを発生源として悪臭を放ち蛆がウロウロいたします。
匂いだけでは死体がどこにあるか見つけるこどか困難であるため、匂いの発生原因を除去できないままなっているのです。

ネズミは爆発的な繁殖力を持っています。住宅内に侵入したネズミは最初は1匹だけだったかもしれませんが、繁殖されるとその数は飛躍的に増加します。それらのネズミが住宅内の至る所で死骸となってしまうことから、悪臭についても被害を拡大させる一方となってしまうのです。

・備蓄被害

人間が食べるものは基本的にネズミの餌であると言っても過言ではありません。備蓄していた食料がネズミにかじられてしまうと、その食料は人間が口にするには、感染症に罹ってしまうリスクもあることから、破棄しなければならなくなってしまいます。このように、住宅内における備蓄にも被害が及んでしまいます。

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